2016年10月15日

服喪期間

プミポン国王陛下のご逝去に伴いタイが喪に服しているが、Webサイトも一様に弔意カラーになっていた。

2016-10-15 (在京タイ王国大使館)
在京タイ王国大使館
在京タイ王国大使館[thaiembassy.jp]

2016-10-15 (タイ王国政府観光庁)
タイ王国政府観光庁
ホーム | タイ国政府観光庁[thailandtravel.or.jp]

2016-10-15 (タイ航空)
タイ航空
Thai Airways | Smooth as Silk[thaiairways.com]

2016-10-15 (Google.co.th)
Google(タイ)もだった。
Google[google.co.th]

謹んで哀悼の意を表します。
 
2016/10/15 17:22 | カテゴリ: 日記

2016年10月11日

AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル

LUFA AVRISP MKII Clone Programmer Projectのコンパイル手順を示す。
例としてAT90USB162の場合を示しているが、適宜使用するマイコン(ATmega32u2等)に読み替えて頂ければ宜しいかと思われる。

■検証環境


・Microsoft Windows10 version 1607 build 14393.223
・Atmel avr8 gnu toolchain Ver.3.5.4.91
・MSYS GNU Make Ver.3.82.90
・Doxygen Ver.1.8.12 Windows x64
・自作AVRISP mkII clone board(AT90USB162)→AVRISP mkII cloneの製作

■AVR toolchainをダウンロード


AVR toolchain

Atmel AVR Toolchain for Windows[atmel.com]

執筆時点では avr8-gnu-toolchain-installer-3.5.4.91-win32.any.x86.exe であった。

インストールが終了したら、
C:\avr8-gnu-toolchain\bin
を環境変数のPATHに追加する。
Windowsスタートメニューを右クリック→システム→システムの詳細設定→詳細設定タブ→環境変数→ユーザー環境変数でPATHを選択→編集→新規で追加できる。
(パスはインストール先に応じて適宜変更の事)


■MinGWをインストール


MinGW

今どきの流行はMSYS2なのかもしれないが、慣れているのでMinGWを導入する。
MinGW | Minimalist GNU for Windows[mingw.org]

mingw-get-setup.exeをダウンロードして実行。

MinGW_Installation_Manager_Setup_Tool

パッケージマネージャが起動するのでインストールする項目を選択。

MinGW_Installation_Manager

項目としては
・mingw32-base (基本ツール)
・mingw32-gcc-g++ (C++ 言語コンパイラー )
・msys-base (bash grepなどのツール)
の3つにチェックを入れたら Installation→Apply Changes で導入開始。

C:\MinGW\msys\1.0\bin
C:\MinGW\bin
を環境変数のPATHに追加する。
(パスはインストール先に応じて適宜変更の事)


■GitHubからソースコードを入手


LUFA Library Copyright(C)でおなじみのDean Cameraさんからソースコードを貰って来る。
GitHub - abcminiuser/lufa: LUFA - the Lightweight USB Framework for AVRs.[github.com]

github lufa

ログインしていれば右側に緑色のボタンでClone or download と表示されるので押す。
Download Zipを選択すると、Zipでファイル一式を落とせる。
色々同梱されているが、ここで必要なのはLUFAとProjectsのAVRISP-MKIIである。


■makefileの編集


Zipファイルを展開したら、Projects\AVRISP-MKII の makefile をテキストエディタで開いて下記の箇所を編集。
(メモ帳だと改行コードが崩れるので宜しくない、notepad++等のテキストエディタを導入する)

MCU = at90usb1287
ARCH = AVR8
BOARD = USBKEY
F_CPU = 8000000



MCU = at90usb162
ARCH = AVR8
BOARD = USBTINYMKII
F_CPU = 16000000

に変更。


■コマンドプロンプトの起動


エクスプローラで Projects\AVRISP-MKII フォルダに移動して、ファイル→コマンドプロンプトを開く→コマンドプロンプトを開く
でコマンドプロンプトを起動する。


■コンパイル


mingw32-make と入力するとコンパイルが始まる。
make

--
C:\temp\lufa\Projects\AVRISP-MKII>mingw32-make
[INFO] : Begin compilation of project \AVRISP-MKII"...

avr-gcc (AVR_8_bit_GNU_Toolchain_3.5.4_1709) 4.9.2
Copyright (C) 2014 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

[LNK] : Linking object files into \AVRISP-MKII.elf"
avr-gcc obj/AVRISP-MKII.o obj/AVRISPDescriptors.o obj/V2Protocol.o obj/V2ProtocolParams.o obj/ISPProtocol.o obj/ISPTarget.o obj/XPROGProtocol.o obj/XPROGTarget.o obj/XMEGANVM.o obj/TINYNVM.o obj/HIDParser.o obj/Device_AVR8.o obj/EndpointStream_AVR8.o obj/Endpoint_AVR8.o obj/Host_AVR8.o obj/PipeStream_AVR8.o obj/Pipe_AVR8.o obj/USBController_AVR8.o obj/USBInterrupt_AVR8.o obj/ConfigDescriptors.o obj/DeviceStandardReq.o obj/Events.o obj/HostStandardReq.o obj/USBTask.o -o AVRISP-MKII.elf -lm -Wl,-Map=AVRISP-MKII.map,--cref -Wl,--gc-sections -Wl,--relax -mmcu=at90usb162
[OBJCPY] : Extracting HEX file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O ihex -R .eeprom -R .fuse -R .lock -R .signature AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.hex
[OBJCPY] : Extracting EEP file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O ihex -j .eeprom --set-section-flags=.eeprom="alloc,load" --change-section-lma .eeprom=0 --no-change-warnings AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.eep || exit 0
[OBJCPY] : Extracting BIN file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O binary -R .eeprom -R .fuse -R .lock -R .signature AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.bin
[OBJDMP] : Extracting LSS file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objdump -h -d -S -z AVRISP-MKII.elf > AVRISP-MKII.lss
[NM] : Extracting SYM file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-nm -n AVRISP-MKII.elf > AVRISP-MKII.sym
[SIZE] : Determining size of \AVRISP-MKII.elf"

avr-size --mcu=at90usb162 --format=avr AVRISP-MKII.elf
AVR Memory Usage
----------------
Device: at90usb162

Program: 9924 bytes (60.6% Full)
(.text + .data + .bootloader)

Data: 117 bytes (22.9% Full)
(.data + .bss + .noinit)

EEPROM: 2 bytes (0.4% Full)
(.eeprom)


[INFO] : Finished building project \AVRISP-MKII".
--

AVRISP-MKII.hexが出力されている事を確認する。

■ドキュメント生成


Doxygenでドキュメントを出力する。
Windowsバイナリもちゃんと提供されている。
GUIは不要なので、32-bit doxygen binary in a zip をダウンロードする。
Doxygen: Downloads[stack.nl]

適当なフォルダに展開したら PATHを追加しておく。
実行はプロジェクトフォルダでdoxygenと入力する。

C:\temp\lufa\Projects\AVRISP-MKII\doxygen

Documentation\htmlが生成される。

index.htmlを開くとプロジェクトのドキュメントを閲覧できる。
ISPやPDI、TPI接続のピン配置もまとめられているので一度目を通しておいたほうがよい。

■FLIPでボードに書き込み


Atmelから書き込みソフトをダウンロードする。
FLIP[atmel.com]

執筆時点では、Flip Installer - 3.4.7.112.exeであった。

Device Selection
Device→SelectでAT90USB162を選択

Settings Communications USB
Settings→Communication→USBを選択

File→Load HEX File..でhexファイルを選択。

Runで書き込み。

基板上のLEDが点滅する。
Verify PASSの表示がでればOK。

Start Appricationで書き込まれたプログラムが実行される。
ここで再起動を要求されるがしなくてもよいと思う。

HBWジャンパを外してUSBを抜き刺しするとAVRISPとなり、HBWジャンパを付けるとAT90USB162になる。
ジャンパ付けても変わらない場合は基板上のリセットボタンを押すと多分変更される。


■ドライバ導入


AVRISP MKII
始めて書き込みを行った場合はlibusb32のドライバが当たっていないと思われるのでデバイスマネージャで[?]が出る。以下3つの手順のうちどれかを参考にドライバを導入する。

1.libusb-win32(これが一番まっとう)
libusb-win32 download | SourceForge.net[sourceforge.net]
ただし署名なしのドライバなのでWindows10での導入には色々と手順が必要。
・BIOSでUEFIのセキュアブートを解除
・設定→更新とセキュリティ→回復→PCの起動をカスタマイズする→再起動する→トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定→再起動
・スタートアップ設定の起動オプション、7)ドライバー署名の強制を無効にする を選択して起動
起動後は未署名のドライバも導入出来るようになっている。

Driver inf wizard
libusb-win32-bin-1.2.6.0\bin の inf-wizard.exe を実行。

Driver inf wizard
AVRISP mkIIを選択し、Nextを押す。

Driver inf wizard
これでinf及びcatファイルを生成され、Install Nowでドライバが導入される。

2.Githubのlufaのドライバ
AVRISP-MKIIのソースコードにWindowsドライバも付属しているように見える。
Lufa AVRISP MKII Windows Driver
これを使って良いのだろうか?

Lufa AVRISP MKII Windows Driver
署名付きなので再起動は不要。

3.olimexのドライバ
AVR-ISP-MK2 - Open Source Hardware Board[olimex.com]
市販のAVRISP MKIIクローンとして有名な物。
回路が同じだから拝借してみると使えた。あまりお行儀はよくない。
これも署名付きなので再起動は不要。


■書き込みテスト


LチカのサンプルプログラムBlinkを書いてみる。
なお、サンプルスケッチのpinModeを1から3に変更している。
これはATtiny85のデジタルアウト3にLEDを接続している為である。

void setup() {
// initialize digital pin 3 as an output.
pinMode(3, OUTPUT);
}

// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
digitalWrite(3, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(1000); // wait for a second
digitalWrite(3, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(1000); // wait for a second
}


■書き込みテスト動画


Arduino IDE 1.6.12 で上記スケッチをコンパイル、AVRISP MKII clone boardを使用してATtiny85に書き込むとLEDが点滅する。




■参考


使用したSource codeとCompile済みファイルを7zip形式で上げておく。
AT90USB1287@8MHz, AT90USB162@16MHz, ATmega32u2@16MHz, ATmega32u4@16MHzのhexである。
 sz.png AVRISPMKIICloneProgrammer.7z
[license]LUFA Library Copyright(C)Dean Camera, 2016.
[SHA256]0fba33dc1d4375650e99b79a8f63ab45b55fb5b7341c79ee8f29c868aa2bc34e
virustotalでウイルスチェック済み。
 

【関連記事】
AVRISP mkII cloneの製作
ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作
 
2016/10/11 23:59 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年10月09日

ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作

8pin mini board
ATTiny85用の子基板を作るの図。

ATTiny85に書き込む際、自作のAVRISP mkII clone boardからいちいちジャンプワイヤー飛ばすのは美しくないと思い、基板の破片でISP6ピンとDIP8ピンの変換基板を作った。

AVRISP mkII clone with 8pin mini board
そういう風に作ったので当たり前だがISPのコネクタにきれいに刺さる。

余った土地にLED付けたり、ひょっとしたら20ピンのATTiny使うかもしれないのでジャンパでGNDを延ばせるようにしたりと設計思想にブレがある。
こういう冶具は雑念が入る前にちゃちゃっと作ってしまった方がよい。

ところでいい加減Arduino 1.0.6でもないだろうという事で、最新のArduino 1.6.12環境に上げて書き込みをしてみたのだが、案の定以下の様なエラーを吐いて止まった。
Arduino 1.6.12 Error Message

avrdude: stk500v2_recv_mk2: error in USB receive
avrdude: stk500v2_getsync(): timeout communicating with programmer
avrdude: stk500v2_command(): failed miserably to execute command 0x02
avrdude: stk500v2_setparm(): failed to set parameter 0x98
シリアルポート「avrdude: stk500v2_setparm(): failed to set parameter 0x98
」が選択されていますが、そのポートは存在しないか、ボードが接続されていません。

これはAVRISP MkII(LUFA)とArduino IDE(avrdude)の相性が問題らしいのだが、ふとAVRISP mkII cloneのファームが古いのが原因かと思い(20111009版を使用している)、LUFAから最新のコードを拾ってきてhex作ったらエラー無しでWrite出来た。

Four Walled Cubicle - LUFA (Formerly MyUSB)[fourwalledcubicle.com]


書き込みの様子。

コンパイルの手順等はまたいずれ。
取り急ぎAVRISP mkII cloneを窓から投げ捨てなくてもよいぞというご報告まで。

*追記
コンパイル手順を書きました。
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル

【関連記事】
AVRISP mkII cloneの製作
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル
 

2016/10/09 15:45 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年10月01日

東京オリンピック自転車ボランティア募集開始

ボランティア研修第1期生募集!

自転車トラック競技の会場である伊豆市が早くも東京オリンピックのボランティア募集を始めた。

〜2020年に向けて〜ボランティア研修第1期生募集!|伊豆市役所[city.izu.shizuoka.jp]

上記のページにも書かれているが人口規模の小さい町としては早めにボランティアを確保したいという思いが強いのだろう。

3.2万人の人口で0.1%がボランティアに応募したとして、32人にしかならない。
FAQを見ると「伊豆市在住・在勤に限らず、伊豆市内で行なわれる当研修に参加できる方を広く募集しています。」と早々に市外からの参加も可能である事を打ち出しているのも納得である。

第1期生は外国語枠30名、自転車枠30名。
自転車の募集要項を見ていて面白いのは、審判資格とか競技経験に加えて観戦経験の欄があるところ。
見る側の人もボランティアに参加できそうなのはよい。

平日に伊豆市に通えて研修を受けられる方はぜひ。

 


2016/10/01 23:55 | カテゴリ: 自転車

2016年09月30日

マナカ

manaca

パノラマカード亡き今はどうなっているかというとSuica同様非接触IC化した。
中京圏私鉄及び地下鉄ではmanaca[manaca.jp]と言う。
日本の真ん中だからマナカなのであって、ふたりっ子のマナカナとは関係ない。
JR東海はTOICAという名前で展開している。

このICカードはJR東日本と相互に乗り入れているので関東に帰ってきてからでも使えて便利。
相互に使えるという事は逆に中京圏でSuicaが使える訳である。
つまり普通はICカードを購入する必要はない。これは趣味である。

全国の交通系ICカード情報をお待ちしております。
 
2016/09/30 23:17 | カテゴリ: 日記

2016年09月29日

SFパノラマカードの払い戻し

SFパノラマカード
名古屋に出かけたので引き出しにしまっていたパノラマカードを払い戻す。

このカード、関東圏で言うパスネットみたいなもので名古屋の電車とバスに乗る事が出来たもの。
現在は非接触ICカードに置き換わっているので使用できない。

これ、2005年なので愛知万博の時に買ったものである。
よくとっていたなあと自分の事ながら感心する。

なお、払い戻したカードは回収されてしまうので注意。

SFパノラマカードの払いもどし - 電車のご利用案内 | 名古屋鉄道[meitetsu.co.jp]
 
2016/09/29 23:26 | カテゴリ: 日記

2016年09月12日

カープサイダー

カープサイダー

そういえば冷蔵庫に入っていた。
カープサイダーである。

数ヶ月前に近所のスーパーで購入したものである。
製造者は齋藤飲料工業株式会社、広島県は福山市産である。
斎藤飲料工業株式会社[saito-inryo.com]

開けるなら今だろうね。
 
2016/09/12 23:59 | カテゴリ: 日記

2016年09月10日

カープ

かしなりくんとスイーツ姫タオル

祝・広島優勝。25年ぶりってすごい。
自転車チームでここまで長期間チームを保持出来たところってあるのだろうか。
実業団チームくらいではないか?

カープはコラボ商品に積極的で自転車ジャージも出していたと思うが、うちにあるカープグッズはこれくらい。
菓子博のキャラクターを取り込んだデザイン。面白い。

 
2016/09/10 23:59 | カテゴリ: 日記

2016年09月06日

ひまわり時計

天気が悪い時期、ひまわりの衛星画像が気になる。
ブラウザのタブの1つに衛星画像を表示しっぱなしにして都度リロードをかけているが、いっそ独立させればと思い作ったのがこれ、ひまわり時計。

ひまわり時計

Raspberry Pi Zeroをフリスクケースに詰める4.3inch液晶を5V化コンポジット出力の調査コンソールスリープ抑止という細々とした作業がここに集結している。

画像出力は次のフローで動作している。

1.wgetで30分毎に気象衛星の画像取得
   ↓
2.ImageMagickで画像に時刻を挿入
   ↓
3.FBI(framebuffer imageviewer)で液晶に出力

プログラムではなくスクリプトである。
Raspberry Pi ZeroはLinuxが動作するので画像処理はImageMagickに丸投げ出来るのがとても良い。

24時間動かすとこんな感じ。
可視光の画像を拾っているので夜になると隠れてしまう。
真面目に雲の動きを追うならば赤外画像を見るべきだが美しさはやはり可視光に分がある。

  

2016/09/06 23:57 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年08月21日

アンドレアス・グルスキー ツール・ド・フランスTの路上ペイントについて考察

アンドレアス・グルスキーのTour de France Iの鑑賞メモを整理していた。
どこを撮影したかについては既に検証済みであるので、今回は路上ペイントについて考察する。

作品は巨大なのでグリッドで区切り確認を行った(図.1)。

Tour de France I (2007) mapping
図.1 Tour de France I グリッド区切り

路上ペイントが視認できるのは画角と距離の関係上作品の下半分、つまりイゾアール峠側(番号7〜12)に限られる。

以下が確認結果である。
同一エリアで複数列挙してある場合は、標高の低い箇所に書かれたものから順に記載している。
路上ペイントから選手名が判別付く場合は⇒の後にチーム名、選手名(アルファベット)の順で記載している。
なお、確度が低い場合は?を付加している。
--
路上ペイント確認結果
[01] F12: 赤色でTOTSCHNIG ⇒ ゲロルシュタイナーのジョージ・トーチニヒ(Georg Totschnig)
[02] F12: 黄色で07 ⇒ ゼッケンNo.だとするとディスカバリー・チャンネルのヤロスラフ・ポポヴィッチ(Yaroslav Popovych)?
[03] D11, D12, E12 : オレンジ色でJoly x14 ⇒ フランセス・デ・ジュのセバスチャン・ジョリー(Sébastien Joly)
[04] C11: オレンジ色でSEB Joly 右側にSEB JOLYの横断幕 ⇒ 同上
[05] C11: 白色で*NGEL(*は駐車車両で隠れて不明) ⇒ サウニエル・デュバルのホセ・アンヘル・ゴメス・マルチャンテ(José Ángel Gómez Marchant)かフォナック・ヒアリング・システムのミゲルアンヘル・ペルティゲロ(Miguel Angel Martin Perdiguero)
[06] C11: 白色で*ATALIE(*は一時停止車両で隠れて不明) ⇒ 不明
[07] C11: 白色で☺スマイルマーク+DOM ⇒ 不明
[08] C11: 白色に黄色の塗りつぶしで07 ⇒ ゼッケンNo.だとするとディスカバリー・チャンネルのヤロスラフ・ポポヴィッチ?(Yaroslav Popovych)?
[09] C11: 白色で***TE(*は車で隠れて不明) ⇒ 不明
[10] C11: 白色で**ORN(*は車で隠れて不明) ⇒ 不明
[11] C11: 赤色でTOTSCH ⇒ ゲロルシュタイナーのジョージ・トーチニヒ(Georg Totschnig)?
[12] C11: 白色でFOSTER ⇒ 不明
[13] C11: 白色でPAY THE CHICKI BACK ⇒ 不明
[14] C11: 白色で矢印と風船の絵 ⇒ 不明
[15] C11: 白色でT-Mobileのロゴ
[16] C11: 白色でMATZE x2 ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[17] C11: 白色でFEDRIGO PIERRICK FEDRIG* (*は駐車車両で隠れて不明) ⇒ ブイグ・テレコムのピエリック・フェドリゴ(Pierrick Fedrigo)
[18] D11: 白色でMATZE x2 ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[19] D11: 白色でT-Mobileのロゴ(駐車車両で半分隠れている)
[20] F11: 白色でT-Mobileのロゴ
[21] G11: 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[22] H11: 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[23] H11: 白色で**TZE(*は駐車車両で隠れて不明) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[24] G10: 白色で縦に**TZE(*はAG2Rのチームカーで隠れて不明) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[25] G10: 白色でT-Mobileのロゴ(ケスデパーニュのチームカーで下半分が隠れている)
[26] F10: 白色でM**TZE(*はアグリチュベルのチームカーで隠れている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[27] E9 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[28] D9 : 集団の前方に星条旗、左にLEVI、上にFLOYD、右にDAVID ⇒ ゲロルシュタイナーのリーヴァイ・ライプハイマー(Levi Leipheimer)、フォナック・ヒアリング・システムのフロイド・ランディス(Floyd Landis)、チームCSCのデイビッド・ザブリスキー(David Zabriskie)
[29] D9 : 白色でT-Mobileのロゴ
[30] D9 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[31] C9 : 白色でT-Mobileのロゴ
[32] C9 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[33] C8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[34] B8 : 白色でT-Mobileのロゴ
[35] B8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[36] B8 : ピンク色でT-Mobileのロゴ
[37] B8 : ピンク色で*inkewitz(*は観客で隠れて不明) ⇒ Tモバイルのパトリック・シンケヴィッツ(Patrik Sinkewitz)
[38] B8 : ピンク色でSV47 ⇒ ?
[39] B8 : ピンク色でRiesa ⇒ ?
[40] A8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[41] A8 : ピンク色でT-Mobileのロゴ
[42] A8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[43] A8 : ピンク色で**oden(*は観客で隠れて不明) ⇒ Tモバイルのアンドレアス・クレーデン(Andreas Klöden)
[44] A8 : 白色でT-Mobileのロゴ
[45] A8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[46] A8 : 白色で矢印
[47] A8 : 白色でT-Mobileのロゴ
[48] A8 : ピンク色で**bensen(*は観客で隠れて不明) ⇒ 不明
[49] A8 : 白色でMATZE x2 ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[50] A8 : 白色で矢印
[51] A8 : ピンク色でRiesa ⇒ 不明
[52] A8 : 白色でMATZE ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[53] A8 : ピンク色に黄色のアンダーラインでRiesa ⇒ 不明
[54] A8 : 白色でT-Mobileのロゴ(キャンピングカーで殆ど隠れている)
[55] A8 : ピンク色でGo!の文字 ⇒ 応援
[56] A8 : 白色でM****(*はキャンピングカーで隠れて不明) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[57] B8 : ピンク色でSV47 ⇒ 不明
[58] B8 : 白色でT-Mobileのロゴ(キャンピングカーで殆ど隠れている)
[59] B8 : 白色でMATZE x2 ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[60] C8 : 白色でMATZE(観客に埋もれている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[61] C8 : 白色でT-Mobileのロゴ(キャンピングカーで殆ど隠れている)
[62] D8 : 白色でT-Mobileのロゴ(キャンピングカーで殆ど隠れている)
[63] D8 : 白色でMATZE(観客に埋もれている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[64] E8 : 白色でMATZE(観客に埋もれている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[65] E8 : 白色でT-Mobileのロゴ(観客で隠れている)
[66] F8 : 白色でMATZE(観客に埋もれている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[67] F8 : 白色でHILDE(観客に埋もれている) ⇒ 不明
[68] H8 : 白色でMAT**(観客に埋もれている) ⇒ Tモバイルのマティアス・ケスラー(Matthias Kessler)?
[69] H7 : 白色でMOREAU、DESSEL ⇒ AG2Rのクリストフ・モロー(Christophe Moreau)、同シリル・デッセル(Cyril Dessel)
[70] H7 : 白色でHINCAPIE、POPO ⇒ ディスカバリーチャンネルのジョージ・ヒンカピー(George Hincapie)、同ヤロスラフ・ポポヴィッチ(Yaroslav Popovych)
[71] G7 : Championのゲートの先に黄色でCHRISTIAN POTIN ⇒ 不明
[72] G7 : Championのゲートの先に黄色で***RUN MAN(*はゲートで隠れて不明) ⇒ 不明
--
抜けがある場合はご連絡いただければ幸いです。

ところで何故、Tモバイルのロゴ(大文字のTに■x4)が頻発しているのか理由が分かった。

A8エリアのコーナー内側に注目して頂きたい。ピンク色ののぼりを立てたキャンピングカーがいる。
このTモバイル応援団の方々がペイントの仕掛け人ではないかと考えられる。
(A8)T-Mobile Corner
図.2 Tモバイルコーナー(アンドレアス・グルスキー展図録を拡大)

中継映像を確認してみると確かにT-Mobileの幟が見える(図.3)。
2006/07/18 14:07:01
図.3 ツール・ド・フランス2006 第15ステージ 現地時刻14:07:01をスクリーンキャプチャ

また、第15ステージの中継映像からグルスキーが撮影した時刻が判明した。
作品と同じ位置に集団が来るその瞬間が中継映像に映っていたのである。
ポイントはD9にある星条旗の路上ペイント(図.4)である。

LEVI & FLOYD & DAVID & Flag Markings
図.4 星条旗の路上ペイント(再現)

この路上ペイントに集団が迫る瞬間が撮影の時刻である。
中継映像を確認した結果を図.5に、カメラバイクとメイン集団の位置関係を図.6に示す。

2006/07/18 14:11:53
図.5 ツール・ド・フランス2006 第15ステージ 現地時刻14:11:53をスクリーンキャプチャ

Camera Moto & Main Group
図.6 カメラバイクとメイン集団の位置関係(アンドレアス・グルスキー展図録を拡大及び加筆)

撮影時刻は日本時間21:11:53、フランス時間で14:11:53である。
先頭、2番目をケスデパーニュの選手が固め、三番目にマイヨジョーヌ(ケスデパーニュのオスカル・ペレイロ)、山頂側にフォナック・ヒアリング・システムの選手(フロイド・ランディスかアシスト)が見える。

もし生データを参照する機会があればExifを参照し撮影時刻の答え合わせをしてみたいところである。


参考資料
・ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展
・アンドレアス・グルスキー展図録 2013年 読売新聞社
・ツール・ド・フランス2006 第15ステージ 2006年 J SPORTS
・ツール・ド・フランス2006 竢o版 ISBN:9784777906024
・ヤエスメディアムック151チクリッシモ第2号 八重洲出版 ISBN:9784861440533


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2016/08/21 18:20 | カテゴリ: ロードレース

2016年07月19日

神奈川ミルクプラント

「昭和の横浜」に接収初期の神奈川ミルクプラントの写真が掲載されていた。

神奈川ミルク・プラント1949(昭和24)年
「神奈川ミルク・プラント1949(昭和24)年」 - 「昭和の横浜」P.225より引用

神奈川ミルクプラントは米軍に乳製品やアイスクリームを供給する目的で神奈川県立金属指導所(稲荷町・亀住町)に設置された。
接収期間は1946年4月15日〜2000年3月31日。
現在建物は取り壊され、跡地は浦島公園となっている。

■参考資料
・「昭和の横浜」横浜市史資料室編集・発行 2009 横浜市広報印刷物登録 第210097号
 
2016/07/19 23:58 | カテゴリ: 日記

2016年07月18日

フライヤージム

フライヤージムは連合国軍占領下の横浜に米軍が設営した体育館である。
形状はかまぼこ兵舎の巨大なものを想像して頂ければよい。

初代は伊勢佐木町・長者町、現在の横浜シネマリンの辺りに建っていた。
接収期間は1945年12月15日〜1953年11月12日である。

1946年の空中写真を確認してみるがフライヤージムはまだ無い。
USA-M68-A-6-1-31
国土地理院空中写真USA-M68-A-6-1-31(1946/03/09撮影)より抜粋

1947年撮影の空中写真。
左隅中央に建物が増えている。これが初代フライヤージムである。
USA-M504-174
国土地理院空中写真USA-M504-174(1947/09/24撮影)より抜粋

接収当時の伊勢佐木町の写真にフライヤージムが写っている。
伊勢佐木町にあったフライヤージム
「伊勢佐木町にあったフライヤージム」-「昭和の横浜」 P.223 より引用

横浜市電を扱った書籍にも写真があった。
ポールとビューゲルとの市電が行き違う。左は822号、右は613号。昭和25年3月24日
横浜市電が走った街 今昔 ハマの路面電車定点対比 P.109 より引用

長者町五丁目電停の写真である。
背景にフライヤージムが見える。前出の松屋(YOKOHAMA PX)の反対側を撮影している事になる。

また、神奈川県バレーボール協会五十年史によると全香港バレーボールチーム招待大会が1953年5月2日〜17日に開催されている。横浜大会の会場はフライヤージムである。
チケット?の写真があったので引用する。
全香港バレーボールチーム招待横浜大会
神奈川県バレーボール協会五十年史 P.19より引用

ちなみにこの大会は戦後初の国際大会であり全国を巡回している。
5月 2日 東京 田園コロシアム
5月 3日 東京 田園コロシアム
5月 5日 神戸 王子体育館
5月 7日 福岡 平和台
5月10日 大阪 大阪府立体育館
5月12日 名古屋 金山体育館
5月14日 仙台 宮城野原
5月16日 横浜 フライヤージム
5月17日 東京 田園コロシアム

フライヤージム内部の写真は少ない。
フライヤージムで行われたバスケットボールの試合
「フライヤージムで行われたバスケットボールの試合」-「昭和の横浜」 P.223 より引用

1946(昭和21)年撮影、初代フライヤージムの写真である。
暗いが曲線の屋根形状が確認出来る。

初代フライヤージムは1953年11月に接収解除され、その後横浜公園に移転している。
二代目の接収期間は1953年11月12日〜1958年7月8日となっている。

空中写真を見てみる。
1955年撮影のものを確認すると球場のそばに建物が増えている。
USA-M76-98
国土地理院空中写真USA-M76-98(1955/01/25撮影)より抜粋

移転後の写真を探してみるといくつか出てきた。

開国百年祭の開会式が1954年4月5日に開催されている。
神奈川県公文書館で資料を閲覧してきた。
開国百年祭関係綴 第二号 巻末
神奈川県開国百年祭関係綴 第二号(資料ID:1199503006) 巻末資料より、昭和29(1954)年4月6日 神奈川新聞の切り抜き

曲線を描く屋根がはっきりとわかる。

開国百年祭の資料にはフライヤージム借用の承認書類も綴じられていて興味深い。
開国百年祭関係綴 第二号 No.103
神奈川県開国百年祭関係綴 第二号(資料ID:1199503006) より、No.103 Use of Fryar Gymnasium

SPECIAL SERVICES SECTION(スペシャルサービス部隊)から神奈川県に送られた書類。
approvedの文字が見える。

開国祭の資料を探すと何とYouTubeに動画があった。
【ニュース映画】開国百年祭盛大に幕開け

25秒辺りからがフライヤージムの開会式である。

*追記
1958年7月8日の接収解除後は横浜公園体育館と名前を変えている。
おそらく横浜文化体育館が出来るまで使用されていたのだと思われる。(横浜文化体育館は1962年5月11日落成)

横浜市環境創造局 公園緑地アーカイブスの横浜公園[city.yokohama.lg.jp]に鮮明な内部写真が掲載されている。

p096.jpg
横浜市環境創造局 公園緑地アーカイブスより横浜公園 体育館[city.yokohama.lg.jp]

公園緑地アーカイブスは興味深い。
フライヤージムは銀屋根だったのだ。これはすごい。

f0881.jpg
横浜市環境創造局 公園緑地アーカイブスより横浜公園 平和球場 高校野球大会開会式 1962年夏撮影[city.yokohama.lg.jp]

■参考資料
・「昭和の横浜」横浜市史資料室編集・発行 2009 横浜市広報印刷物登録 第210097号
・横浜市電が走った街 今昔 ハマの路面電車定点対比 長谷川弘和 JTBキャンブックス ISBN:4533039804
・神奈川県バレーボール協会五十年史 神奈川県バレーボール協会50年史編集委員会編 1984
・神奈川県開国百年祭関係綴:神奈川県公文書館歴史的公文書目録情報DB 資料ID:1199503006
・空中写真:国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-M68-A-6-1-31, USA-M504-174, USA-M76-98
・横浜市環境創造局 公園緑地アーカイブス
 
2016/07/18 23:59 | カテゴリ: 日記