2017年06月20日

サインの標本化(1)

標本ラベル

私のレンズにサインしてもらえますかプロジェクトのポストプロセスとして、サインの保存を検討する事にした。
折角頂いたものなので大事に保管しなければなりません。
手始めに標本ラベルを作成した。

ラベルはMicrosoft Excelを用いる。
フォントはMS Pゴシックの6ptで、
 名前
 チーム名
 レース名
 取得場所・日付
の4行構成とした。
取得場所は固有名詞かGPS座標か悩んだが、座標はYouTubeに埋めているので可読性を優先した。

追加情報として、QRコードを左側に付与した。
これにはYouTubeの動画URLが含まれており、スマートフォンなりPCで読み取ればサイン動画にアクセス可能である。
QRコードが10.5mm□で、これを含んだラベル全体の大きさは13x50mm程度となった。
なかなかコンパクトで良い感じである。

サインの収納方法については別途紹介する。

【関連記事】
ツアー・オブ・ジャパン2016 東京ステージでサインを貰う
自転車の世紀展
ツアー・オブ・ジャパン2017 東京ステージでサインを貰う
 
2017/06/20 22:52 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年06月10日

メモリを半分しか認識しない

Creators Update後にブラウザのGoogle Chromeがやたらとメモリ不足で落ちるようになった。
メモリを確認しても、半分くらいしか使用しておらず余裕があるのだが。

Windows Memory (before)

8.0 GB DDR3。
というか、いくらプログラムを立ち上げてもこれ以上メモリ使用量が増えない。
実質半分しか使えてない、これはおかしい。

msconfigでブート詳細オプションの最大メモリにチェックを入れてみるが変化無し。
そりゃあちゃんと8GBと認識しているもの。
冗談みたいな解決策に、メモリを一度抜いて挿し直すとよいとあった。

Windows Memory (after)

電源を落としてDIMMを取り外し再挿入して起動。
表示は変わらないが、メモリ不足エラーが解消した。
プログラムを起動するとちゃんと4GBを超えて使用量が増える。

呪術めいているが効果あり。一体何だったのか。
 
2017/06/10 11:56 | カテゴリ: 特殊工作部

Windows10の修復ディスクを作成

回復ドライブがあれば十分なのかもしれないが、Windows10の修復ディスクを作成しておく事にした。

RecoveryDisc (1)

ところが、システム修復ディスクを作成しようとすると、
「Windows インストールディスクを挿入してください
システム修復ディスクの作成に必要なファイルがこのコンピューター上でみつかりませんでした。ただし、Windwos インストール ディスクがあれば、システム修復ディスクを作成できます。」
とメッセージが出てしまった。なぜだ、Creators Update にしたせいか?

RecoveryDisc (2)

仕方ないので、Windows 10 のダウンロード[microsoft.com] からMediaCreationTool.exeを落として、Windows10メディアを作成する。

RecoveryDisc (3)

作成したメディア(Windows.iso)をマウントすると、無事システム修復ディスクが作成できた。
これで一安心。
 
2017/06/10 11:36 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年06月03日

ツアー・オブ・ジャパン2017 東京ステージでサインを貰う

私はレースのスタート前に選手がサインをするシーンが大好きである。
笑顔で手を振ったりする人もいれば緊張気味の人もいたり、選手の様々な様子が窺えるのが非常に楽しい訳である。
もっとたくさんの選手のサインする様子を見たい、なのでそういう物を撮れるカメラを作ってみた。

……東京ステージの前日カメラを作り直していたら深夜の3時になってしまい、よせばいいのに仮眠した結果スタート会場入りが出遅れてしまった。致命的である。
ともかく「私のレンズにサインしてもらえますか」プロジェクト2017、どうぞ。

シマノレーシングチームの入部正太朗選手にサインを貰う
シマノレーシングチームの入部正太朗選手。
日付まで入れて頂いてとても丁寧。
動画が撮れていなかった。

キナンサイクリングチームにサインを貰う
最後だけ映っていたのでスクリーンキャプチャ。
キナンサイクリングチームにサインを貰う。

キナンサイクリングチームにサインを貰う
メモを紛失して判別できなくなってしまった。

サインボード
サインボードと照らし合わせてみるがよくわからない。
91 マルコス・ガルシア(GARCIA Marcos)
92 ジャイ・クロフォード(CRAWFORD Jai)
93 リカルド・ガルシア(GARCIA Ricardo)
94 トマ・ルバ(LEBAS Thomas)
95 山本 元喜(YAMAMOTO Genki)
96 椿 大志(TSUBAKI Hiroshi)
トマ・ルバ(LEBAS Thomas)選手かなあ。

チーム・ダウナー・D&DQ・アーコンのヤン・ファン・プイフェルデ選手にサインを貰う
チーム・ダウナー・D&DQ・アーコンのヤン・ファン・プイフェルデ(VAN PUYVELDE Jan)選手にサインを貰う。
動画が撮れていなかった。むむむ。

ちなみにポストカード頂きました。
ヤン・ファン・プイフェルデのサイン
ありがたい。
ドイツ籍のチームってTOJ初ではないか?
ちなみに、ダウナー[www.dauner-quellen.de]はミネラルウォーター、アーコン[akkon-koeln.com]はケルンの不動産屋っぽい。水つながりでチームゲロルシュタイナーを思い出します。
Dauner D&DQ | AKKON Pro Cycling Team[dauner-akkon-cycling.com]


マラル=エルデネ・バトムンフ選手(トレンガヌ サイクリングチーム)
モンゴルの人。ツール・ド・とちぎ2017第2ステージで勝っております。
terengganucycliclingteam[terengganucyclingteam.com]


愛三工業レーシングチームの別府匠監督。
気さくであり王子の風格がございました。
愛三工業レーシングチーム[www.aisanracingteam.com]


マトリックス パワータグのホセ・ビセンテ・トリビオ(José Vicente Toribio)選手。
元アンダルシア所属の強い人。カッコいいです。



同じくマトリックス パワータグの土井雪広選手。
とても丁寧。マトリックスパワータグは優しい人揃い。
TEAM MATRIX POWERTAG official website[team-matrix.jp]


日本ナショナルチームの浅田顕監督。
有望な若手もいいが監督を見かけるとついサインを貰ってしまう。



ブリヂストン アンカー サイクリングチームの初山翔選手。
山岳賞ジャージがまぶしい。あらゆるステージで逃げに乗っている姿が印象的でした。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM Official Blog[anchor-bikes.com]


タブリーズ・シャハルダリ・チームのミルサマ・ポルセイェディゴラーホル(POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad)
選手。
今年のベストサイン賞。


選手・監督の皆様ありがとうございました!


【関連記事】
ツアー・オブ・ジャパン2016 東京ステージでサインを貰う
自転車の世紀展
ツアー・オブ・ジャパン2017に透明サインボード
ツアー・オブ・ジャパン2017東京ステージ(1)
 
2017/06/03 15:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年03月26日

AVRISP mkII cloneを3.3V化


以前、AtmelのAT90USB162でAVRISP mkII clone boardを作成したのだが、UCAP端子の存在がよくわからなかった。
気になったので仕様書を読んでみたら面白いことが分かった。
AT90USB162はレギュレータを内蔵しているのである。

ブロック図を見ると一目瞭然。
右側にレギュレータがいる。
AT90USB82/162 Figure 2-1.Block Diagram
AT90USB82_162 - Complete Datasheet_doc7707.pdf、Figure 2-1. Block Diagramに加筆。

UCAPの1uFはレギュレータ用であった。
そしてこの出力を用いてマイコンを動作させることが出来る、とある。

これが5V動作時。
USBの5VをVCCとAVCCに供給している。
作ったのもこの例に従っている。
AT90USB82/162 Power Distribution Figure7-1. 5V configuration
AT90USB82_162 - Complete Datasheet_doc7707.pdf、Figure7-1. 5V configuration より引用。

そしてこれが内蔵レギュレータ出力を用いた3.3V動作時の接続。
UVCCのみUSB 5Vで、VCCとAVCCはUCAPの出力を供給している。
AT90USB82/162 Power Distribution Figure7-2. 5V 3.3V configuration
AT90USB82_162 - Complete Datasheet_doc7707.pdf、Figure7-2. 5V 3.3V configuration より引用。

マイコンを3.3V動作させれば出力も自ずと3.3Vとなる。
AVRISP mkII cloneの作例でレギュレータとレベルシフタを追加して3.3V化というのをよく見るが、そんなものは不要なのである。

という事でAVRISP mkII clone 3.3V化の回路図。
AVRISPmkIIClone_rev2.png
AVRISPmkIIClone_rev2.pdf


ヘッダピン立てて電源接続を変えれば5V/3.3V切り替え式となる。
これはよい。

余談であるが、ATmega32u4もレギュレータ内蔵である。
これからはちょっとだけ3.3Vが欲しい場合、部品を増やさずにUCAP出力を拝借しよう。
ATmega16U4/32U4 Figure 2-1.Block Diagram
Atmel-7766-8-bit-AVR-ATmega16U4-32U4_Datasheet.pdf、Figure 2-1.Block Diagramに加筆。


【参考】
AT90USB82/162 - Complete Datasheet[microchip.com] *PDF
ATmega16U4/32U4 - Complete Datasheet[microchip.com] *PDF

【関連記事】
AVRISP mkII cloneの製作
ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル
 

2017/03/26 17:59 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年03月21日

ペダルスイッチをUSBキーボード化

キーボードを新調したらPrint Screenキーがスライドスイッチ切り替え式という不便な物になってしまった。
面倒なのでPrint Screenキーを作る事にした。

マイコンを買う。
CJMCU Beetle
CJMCU Beetleを購入。$5.35。
AtmelのATmega32u4を搭載した小型マイコンボード。
ATtiny85とV-USBでなんちゃってUSBキーボードと思っていたが安いのでこちらにする。

ATmega32u4と言うと Arduino Micro や Arduino Leonardo があるが、それらより安い。
その代わりIOピンが少ない。引き出されているPinは下記の通りである。

シルク 説明 A/D IO
MI MISO, SPI D14 PB3
MO MOSI, SPI D16 PB2
SCK SPI D15 PB1
RES RESET
GND GND
5V VCC
A2 D20 PF5
A1 D19 PF6
A0 D18 PF7
D9 PWM A9 PB5
D10 PWM A10 PB6
D11 PWM PB7
TX serial D1 PD3
RX serial D0 PD2
SDA I2C D2 PD1
SCL I2C,PWM D3 PD0


この小型のマイコンにスイッチを付けてプログラムを書けばキーボードになる。
スイッチはペダルスイッチ(フットスイッチ)にしてみる。

KORG PS-3
ペダルスイッチはコルグのPS-3が安かった。

KORG PS-3分解
分解する。

スイッチとワイヤー
配線はスイッチ直結の模様。

裏蓋ゴムは引き抜く
裏蓋はゴムになっている。
引き抜くと外れる。

ラバースイッチ
コストの低そうなラバースイッチ。
他に部品は載っていない。

組み込み
6.3φの標準コネクタの付いたケーブルの代わりにUSBケーブルを引き込みマイコンと接続。
スイッチへの接続は、
白-D9
黒-GND
とする。

USBペダルスイッチ
上蓋を戻してねじを締めたら完成。
スケッチ(プログラム)はArduinoIDEの09.USBにあるkeyboardを参考にした。
なお、PRINTSCREENは 0xCEである。

注意点としては、delay無しで動作させるとPrintScreenを連打しているような挙動となる。
チャタリング除去回路を入れるのが正当だが、delayを200msかまして回避した。


テストの様子。
ペダルスイッチを押下すると、スクリーンキャプチャ(Alt + Print Screen)されてOneDriveに保存される。
まともなものを作ってしまった。
 
2017/03/21 10:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年03月06日

Xeon

Intel Xeon E3-1225 v3
Xeon E3-1225 v3を見かけたのでCPUを換装した。
今更2世代前のCPUを買うのはどうかと思うが、Pentium G3258よりは演算速度が上がる事確実なので良いのである。

これIntelのサイトを見ると4コア4スレッドだが、SR14Uという初期ロットのみうっかり4コア8スレッド動作してしまうレアもの。
製品の仕様情報 - IntelR XeonR Processor E3-1225 v3 (8M Cache, 3.20 GHz)[intel.com]
hyper-threading technologyを無効にするよという変更通知が残されている。
Product Change Notification #112293-01*PDF [intel.com]

Task manager
フルパワーで演算中。
デフォルトのクーラーで3.39GHz動作。いいんじゃないでしょうか。
 
2017/03/06 23:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2017年03月04日

iPadの9.7インチ液晶パネルを外付けディスプレイ化

表示例
Retina iPad(9.7inch)のLCDを使用して高精細外付けディスプレイを作成した。
2015年に作ったもの。

制御基板を購入


2048x1536 LCD to DisplayPort Adapter
2048x1536 LCD to DisplayPort Adapter
3500円。

AbuseMarK製。
2048x1536 LCD to DisplayPort Adapter [DPADAPTER] - 3,500JPY : abusemark web store[abusemark.com]

英語のサイトだけどクロネコヤマトで熊本から届く。
基板を見ると、DisplayPortのラインはLCDに直行しており、肝はバックライトコントロールであるという事が分かる。

今見ると、Mini DisplayPortの基板が追加されている。
DisplayPortの端子とケーブルは取り回しが宜しくないので今購入するならMiniの方をお勧めする。
PCにDisplayPortが無い場合はグラフィックカードを刺すか、DisplayPort-HDMI変換IC付きの2048x1536 LCD to HDMI Adapter[abusemark.com] を購入する。

液晶パネルを購入


Retina iPad 3/4 (2048x1536) LCD
retina iPad 3/4 (2048x1536) LCD

AbuseMarK推奨パネルは次の通り。
・LG LP097QX1-SPC1/2/3/ any other suffix most likely
・LG LP097QX1-SPA1/2/V
・Samsung LTL097QL01-W01
・Most likely any 9.7" panel with 51-pin 0.3mm pitch connector

昔はAliexpressなりEbayで購入していたのだが、今ならAmazonで"iPad3 液晶パネル 修理パーツ"等で検索したら出てくる。
4000~5000円。

保護ケース購入


生のLCDだと丁寧な扱いを要求されるのでケースを作る必要がある。
作例を見るとアクリル板を切ったりフレームに入れたりしているが、それより簡単な方法がある。iPadの裏面を保護するケースを外装とするのである。これならサイズも完璧。
TPU(Thermoplastic Polyurethane:熱可塑性ポリウレタン)材のものをAmazonで購入。
500円。

タッチパネル購入


iPad 3 Repair Touch Panel
保護ケースと組み合わせてケースとする。
iPad3の補修用パーツとしてAmazonで売っているものである。
恐らく純正ではないが、必要なのはガラスとボタンだけなのでサイズが合えばよい。
1500円。

組み立て


LCDを両面テープでガラスパネルに張り付ける。
基板のDisplayPortとminiUSBの間にあるタクトスイッチを取り外し、配線でタッチパネルの物理ボタンと接続する。これで操作性が向上する。
ついでに電源ケーブルを引き出す。mini USBに1.35Aも流したくないのである。
基板上5Vのシルクが外部供給5V、右隣がGNDである。
さらに隣のTX/RXの文字が気になったのでこれも外に引き出しておく。

次にLCDから出ているフレキを基板と接続する。FPCコネクタはVERY fragileだと警告しているが、普通に使っていればそうそう壊れないので不安にならなくてもよい。
もし壊れたならばあなたは乱暴者であまり細かい工作に向かないという事である。

LCDの正しい接続作業、外部電源供給等の説明については公式ドキュメント[abusemark.com]*PDF が詳しい。

保護ケースと基板のDisplayPortコネクタが干渉するのでケースを削る。

完成


表示例

とてもきれい。
さすがRetina液晶である。
Excelを表示してみたら細かすぎて使えなかったので、現在は縦置きでPDF閲覧用外付けモニターとして活用している。

ディスプレイの詳細設定
縦置き時の画面設定。
1がiPad LCD、2がメインのLCD(1920x1080)
iPadが縦2048ピクセルなのでアンバランスな配置に見えるが、とにかくメイン画面から右に投げるとiPadディスプレイに表示されるので問題ない。

ディスプレイの詳細設定
余談であるが2017年現在は画面が更に増えて3画面体制となっている。
ディスプレイは増える。

ちなみにスイッチであるが、1回押すとバックライトのみ消灯となる。2回連打でようやくDisplayPortもOFFとなる。
スイッチを1秒以上長押しすると輝度調整モードに入る。
連打して明るさを調整する。
LEDが黄色:輝度下げ
LEDが紫色:輝度上げ
LEDが青色:設定を不揮発性メモリに保存
モード切り替えはスイッチを1秒以上長押しで行う。(青→黄→紫→青とトグルする)

おまけ


Connect Log

シリアルコンソール接続を試してみた。

ボーレート:115200
データ:8bit
パリティ:none
ストップ:1bit

バージョンを確認
# version
AbuseMarK Displayport LCD Adapter CLI version 1.0 Jan 30 2015 / 15:35:53

ステータス確認
# status
backlight ON
DP ON

スイッチを1回押してステータス確認
# status
backlight OFF
DP ON

明るさを調整
10〜950の範囲で設定できる。
# set brightness=128
brightness set to 128

設定を保存
# save
Saving...

現在の設定を読み出し
# set
Current settings:
brightness = 128

なお、最新のdfu(highres_rev1u.dfu)とドライバが公式ページにある。
これを適用するとUSBがシリアルポートとして認識して動作する。ファームウェアのアップデート方法は上述の公式ドキュメントに書いてある。
 
2017/03/04 22:59 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年11月05日

バーエンドライト破損

バーエンドライト

駅の駐輪場に自転車をとめて帰ってきたら、バーエンドキャップがどこかに行ってしまっていた。
誰かがぶつけたのだろう。

これ以前作ったもの。
バーエンドライトの取り付け

LEDとキャップは接着していたのだけど、飛んで行ってしまったね。
GND側のみだけどちゃんとシュリンクチューブをかけてたのだな。昔の自分えらい。

キャップ買ってきて修理しよう。
 
2016/11/05 19:02 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年11月04日

Xubuntuで複合機を使う

Xubuntu Printer

Xubuntu 16.04.1でプリンターとスキャナの複合機を使える様にしてみた。

ドライバの導入


Epsonのページからドライバをダウンロードする。
セイコーエプソン株式会社のLinuxドライバーダウンロードについて|他社製品動作確認情報|サポート&ダウンロード|エプソン[epson.jp]

型番を入力して検索する。
EPSON Download Center[epson.net]

ドライバは3つある。
・ESC/P Driver (full feature)
・Epson Printer Utility
・All-in-one package

debとrpm、32bitと64bitのパッケージがあるので適宜選択。
Xubuntuはdebをダウンロード。

ダブルクリックするとソフトウェアで開くのでインストール。
All-in-one packageのdebはtar.gzなので解凍後、ターミナルでinstall.shを実行。

プリンタの追加


プリンター→追加→ネットワークプリンタと進むとEP-806が見えるので選択。
適用で追加される。

Test Print

テストプリント結果。
ちゃんと出力された。

スキャナの設定


スキャナはちょっと設定が必要。

ターミナルで、
sudo vi /etc/sane.d/epkowa.conf

と入力して、epkowa.conf に複合機のIPアドレスを追加する。

net IPアドレス ポート番号
(*ポート番号は1865、省略可)

取り込みソフトの起動


ISCAN

Image Scan! for Linuxを起動するとスキャンできる。
普通に取り込める、これはすごい。
 
2016/11/04 23:40 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年11月02日

曖昧なXfceの時計

Xfce clock

画面隅の時刻表示、Xfceなら曖昧に出来る。
今何時かな?と見てみれば「お昼過ぎ」
NTPできっちり時刻合わせをしているにもかかわらずこの表示である。
とても力が抜けてよい。

Xfce clock Setting

設定は、時計→外観 レイアウトでファジーを選ぶ。
曖昧さレベルをスライドで調整出来る細やかさである。

どうやら4.8の頃から存在していた模様である。
Xfce 4.8 ツアー - Xfce[xfce.org]

Xubuntu、Xfceをご使用中の方は一度お試しあれ。
 
2016/11/02 23:23 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年10月31日

Xubuntuアップデート

16.04壁紙
Xubuntu を 16.04.1LTS に上げたら壁紙がウネウネになったの図。
これ一応ネズミらしい。
(Xubuntu、Xfceのキャラクターがネズミなのです。)

14.04壁紙
以前の14.04はぎりぎりネズミとわかるデザイン。
16.04で抽象絵画というか現代美術に寄せてきたなという感がある。

クリーンインストールでなく、14.04 LTSからのアップデート。
特に問題なく更新が完了して動作している。

日本語化がこなれてきた様子が端々から伝わるし、内部は色々変わっているようであるが、
個人的には時刻同期サービスがntpdからsystemd-timesyncd.serviceに変わったのが大きい。
NTPサーバーにntp.nict.jpを指定して動かしている。
更新間隔の設定がよくわからなかったが3~4日毎に調整している様である。
 
2016/10/31 23:52 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年10月11日

AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル

LUFA AVRISP MKII Clone Programmer Projectのコンパイル手順を示す。
例としてAT90USB162の場合を示しているが、適宜使用するマイコン(ATmega32u2等)に読み替えて頂ければ宜しいかと思われる。

■検証環境


・Microsoft Windows10 version 1607 build 14393.223
・Atmel avr8 gnu toolchain Ver.3.5.4.91
・MSYS GNU Make Ver.3.82.90
・Doxygen Ver.1.8.12 Windows x64
・自作AVRISP mkII clone board(AT90USB162)→AVRISP mkII cloneの製作

■AVR toolchainをダウンロード


AVR toolchain

Atmel AVR Toolchain for Windows[atmel.com]

執筆時点では avr8-gnu-toolchain-installer-3.5.4.91-win32.any.x86.exe であった。

インストールが終了したら、
C:\avr8-gnu-toolchain\bin
を環境変数のPATHに追加する。
Windowsスタートメニューを右クリック→システム→システムの詳細設定→詳細設定タブ→環境変数→ユーザー環境変数でPATHを選択→編集→新規で追加できる。
(パスはインストール先に応じて適宜変更の事)


■MinGWをインストール


MinGW

今どきの流行はMSYS2なのかもしれないが、慣れているのでMinGWを導入する。
MinGW | Minimalist GNU for Windows[mingw.org]

mingw-get-setup.exeをダウンロードして実行。

MinGW_Installation_Manager_Setup_Tool

パッケージマネージャが起動するのでインストールする項目を選択。

MinGW_Installation_Manager

項目としては
・mingw32-base (基本ツール)
・mingw32-gcc-g++ (C++ 言語コンパイラー )
・msys-base (bash grepなどのツール)
の3つにチェックを入れたら Installation→Apply Changes で導入開始。

C:\MinGW\msys\1.0\bin
C:\MinGW\bin
を環境変数のPATHに追加する。
(パスはインストール先に応じて適宜変更の事)


■GitHubからソースコードを入手


LUFA Library Copyright(C)でおなじみのDean Cameraさんからソースコードを貰って来る。
GitHub - abcminiuser/lufa: LUFA - the Lightweight USB Framework for AVRs.[github.com]

github lufa

ログインしていれば右側に緑色のボタンでClone or download と表示されるので押す。
Download Zipを選択すると、Zipでファイル一式を落とせる。
色々同梱されているが、ここで必要なのはLUFAとProjectsのAVRISP-MKIIである。


■makefileの編集


Zipファイルを展開したら、Projects\AVRISP-MKII の makefile をテキストエディタで開いて下記の箇所を編集。
(メモ帳だと改行コードが崩れるので宜しくない、notepad++等のテキストエディタを導入する)

MCU = at90usb1287
ARCH = AVR8
BOARD = USBKEY
F_CPU = 8000000



MCU = at90usb162
ARCH = AVR8
BOARD = USBTINYMKII
F_CPU = 16000000

に変更。


■コマンドプロンプトの起動


エクスプローラで Projects\AVRISP-MKII フォルダに移動して、ファイル→コマンドプロンプトを開く→コマンドプロンプトを開く
でコマンドプロンプトを起動する。


■コンパイル


mingw32-make と入力するとコンパイルが始まる。
make

--
C:\temp\lufa\Projects\AVRISP-MKII>mingw32-make
[INFO] : Begin compilation of project \AVRISP-MKII"...

avr-gcc (AVR_8_bit_GNU_Toolchain_3.5.4_1709) 4.9.2
Copyright (C) 2014 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

[LNK] : Linking object files into \AVRISP-MKII.elf"
avr-gcc obj/AVRISP-MKII.o obj/AVRISPDescriptors.o obj/V2Protocol.o obj/V2ProtocolParams.o obj/ISPProtocol.o obj/ISPTarget.o obj/XPROGProtocol.o obj/XPROGTarget.o obj/XMEGANVM.o obj/TINYNVM.o obj/HIDParser.o obj/Device_AVR8.o obj/EndpointStream_AVR8.o obj/Endpoint_AVR8.o obj/Host_AVR8.o obj/PipeStream_AVR8.o obj/Pipe_AVR8.o obj/USBController_AVR8.o obj/USBInterrupt_AVR8.o obj/ConfigDescriptors.o obj/DeviceStandardReq.o obj/Events.o obj/HostStandardReq.o obj/USBTask.o -o AVRISP-MKII.elf -lm -Wl,-Map=AVRISP-MKII.map,--cref -Wl,--gc-sections -Wl,--relax -mmcu=at90usb162
[OBJCPY] : Extracting HEX file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O ihex -R .eeprom -R .fuse -R .lock -R .signature AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.hex
[OBJCPY] : Extracting EEP file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O ihex -j .eeprom --set-section-flags=.eeprom="alloc,load" --change-section-lma .eeprom=0 --no-change-warnings AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.eep || exit 0
[OBJCPY] : Extracting BIN file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objcopy -O binary -R .eeprom -R .fuse -R .lock -R .signature AVRISP-MKII.elf AVRISP-MKII.bin
[OBJDMP] : Extracting LSS file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-objdump -h -d -S -z AVRISP-MKII.elf > AVRISP-MKII.lss
[NM] : Extracting SYM file data from \AVRISP-MKII.elf"
avr-nm -n AVRISP-MKII.elf > AVRISP-MKII.sym
[SIZE] : Determining size of \AVRISP-MKII.elf"

avr-size --mcu=at90usb162 --format=avr AVRISP-MKII.elf
AVR Memory Usage
----------------
Device: at90usb162

Program: 9924 bytes (60.6% Full)
(.text + .data + .bootloader)

Data: 117 bytes (22.9% Full)
(.data + .bss + .noinit)

EEPROM: 2 bytes (0.4% Full)
(.eeprom)


[INFO] : Finished building project \AVRISP-MKII".
--

AVRISP-MKII.hexが出力されている事を確認する。

■ドキュメント生成


Doxygenでドキュメントを出力する。
Windowsバイナリもちゃんと提供されている。
GUIは不要なので、32-bit doxygen binary in a zip をダウンロードする。
Doxygen: Downloads[stack.nl]

適当なフォルダに展開したら PATHを追加しておく。
実行はプロジェクトフォルダでdoxygenと入力する。

C:\temp\lufa\Projects\AVRISP-MKII\doxygen

Documentation\htmlが生成される。

index.htmlを開くとプロジェクトのドキュメントを閲覧できる。
ISPやPDI、TPI接続のピン配置もまとめられているので一度目を通しておいたほうがよい。

■FLIPでボードに書き込み


Atmelから書き込みソフトをダウンロードする。
FLIP[atmel.com]

執筆時点では、Flip Installer - 3.4.7.112.exeであった。

Device Selection
Device→SelectでAT90USB162を選択

Settings Communications USB
Settings→Communication→USBを選択

File→Load HEX File..でhexファイルを選択。

Runで書き込み。

基板上のLEDが点滅する。
Verify PASSの表示がでればOK。

Start Appricationで書き込まれたプログラムが実行される。
ここで再起動を要求されるがしなくてもよいと思う。

HBWジャンパを外してUSBを抜き刺しするとAVRISPとなり、HBWジャンパを付けるとAT90USB162になる。
ジャンパ付けても変わらない場合は基板上のリセットボタンを押すと多分変更される。


■ドライバ導入


AVRISP MKII
始めて書き込みを行った場合はlibusb32のドライバが当たっていないと思われるのでデバイスマネージャで[?]が出る。以下3つの手順のうちどれかを参考にドライバを導入する。

1.libusb-win32(これが一番まっとう)
libusb-win32 download | SourceForge.net[sourceforge.net]
ただし署名なしのドライバなのでWindows10での導入には色々と手順が必要。
・BIOSでUEFIのセキュアブートを解除
・設定→更新とセキュリティ→回復→PCの起動をカスタマイズする→再起動する→トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定→再起動
・スタートアップ設定の起動オプション、7)ドライバー署名の強制を無効にする を選択して起動
起動後は未署名のドライバも導入出来るようになっている。

Driver inf wizard
libusb-win32-bin-1.2.6.0\bin の inf-wizard.exe を実行。

Driver inf wizard
AVRISP mkIIを選択し、Nextを押す。

Driver inf wizard
これでinf及びcatファイルを生成され、Install Nowでドライバが導入される。

2.Githubのlufaのドライバ
AVRISP-MKIIのソースコードにWindowsドライバも付属しているように見える。
Lufa AVRISP MKII Windows Driver
これを使って良いのだろうか?

Lufa AVRISP MKII Windows Driver
署名付きなので再起動は不要。

3.olimexのドライバ
AVR-ISP-MK2 - Open Source Hardware Board[olimex.com]
市販のAVRISP MKIIクローンとして有名な物。
回路が同じだから拝借してみると使えた。あまりお行儀はよくない。
これも署名付きなので再起動は不要。


■書き込みテスト


LチカのサンプルプログラムBlinkを書いてみる。
なお、サンプルスケッチのpinModeを1から3に変更している。
これはATtiny85のデジタルアウト3にLEDを接続している為である。

void setup() {
// initialize digital pin 3 as an output.
pinMode(3, OUTPUT);
}

// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
digitalWrite(3, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(1000); // wait for a second
digitalWrite(3, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(1000); // wait for a second
}


■書き込みテスト動画


Arduino IDE 1.6.12 で上記スケッチをコンパイル、AVRISP MKII clone boardを使用してATtiny85に書き込むとLEDが点滅する。




■参考


使用したSource codeとCompile済みファイルを7zip形式で上げておく。
AT90USB1287@8MHz, AT90USB162@16MHz, ATmega32u2@16MHz, ATmega32u4@16MHzのhexである。
 sz.png AVRISPMKIICloneProgrammer.7z
[license]LUFA Library Copyright(C)Dean Camera, 2016.
[SHA256]0fba33dc1d4375650e99b79a8f63ab45b55fb5b7341c79ee8f29c868aa2bc34e
virustotalでウイルスチェック済み。
 

【関連記事】
AVRISP mkII cloneの製作
ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作
AVRISP mkII cloneを3.3V化
 
2016/10/11 23:59 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年10月09日

ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作

8pin mini board
ATTiny85用の子基板を作るの図。

ATTiny85に書き込む際、自作のAVRISP mkII clone boardからいちいちジャンプワイヤー飛ばすのは美しくないと思い、基板の破片でISP6ピンとDIP8ピンの変換基板を作った。

AVRISP mkII clone with 8pin mini board
そういう風に作ったので当たり前だがISPのコネクタにきれいに刺さる。

余った土地にLED付けたり、ひょっとしたら20ピンのATTiny使うかもしれないのでジャンパでGNDを延ばせるようにしたりと設計思想にブレがある。
こういう冶具は雑念が入る前にちゃちゃっと作ってしまった方がよい。

ところでいい加減Arduino 1.0.6でもないだろうという事で、最新のArduino 1.6.12環境に上げて書き込みをしてみたのだが、案の定以下の様なエラーを吐いて止まった。
Arduino 1.6.12 Error Message

avrdude: stk500v2_recv_mk2: error in USB receive
avrdude: stk500v2_getsync(): timeout communicating with programmer
avrdude: stk500v2_command(): failed miserably to execute command 0x02
avrdude: stk500v2_setparm(): failed to set parameter 0x98
シリアルポート「avrdude: stk500v2_setparm(): failed to set parameter 0x98
」が選択されていますが、そのポートは存在しないか、ボードが接続されていません。

これはAVRISP MkII(LUFA)とArduino IDE(avrdude)の相性が問題らしいのだが、ふとAVRISP mkII cloneのファームが古いのが原因かと思い(20111009版を使用している)、LUFAから最新のコードを拾ってきてhex作ったらエラー無しでWrite出来た。

Four Walled Cubicle - LUFA (Formerly MyUSB)[fourwalledcubicle.com]


書き込みの様子。

コンパイルの手順等はまたいずれ。
取り急ぎAVRISP mkII cloneを窓から投げ捨てなくてもよいぞというご報告まで。

*追記
コンパイル手順を書きました。
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル

【関連記事】
AVRISP mkII cloneの製作
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル
AVRISP mkII cloneを3.3V化
 

2016/10/09 15:45 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年09月06日

ひまわり時計

天気が悪い時期、ひまわりの衛星画像が気になる。
ブラウザのタブの1つに衛星画像を表示しっぱなしにして都度リロードをかけているが、いっそ独立させればと思い作ったのがこれ、ひまわり時計。

ひまわり時計

Raspberry Pi Zeroをフリスクケースに詰める4.3inch液晶を5V化コンポジット出力の調査コンソールスリープ抑止という細々とした作業がここに集結している。

画像出力は次のフローで動作している。

1.wgetで30分毎に気象衛星の画像取得
   ↓
2.ImageMagickで画像に時刻を挿入
   ↓
3.FBI(framebuffer imageviewer)で液晶に出力

プログラムではなくスクリプトである。
Raspberry Pi ZeroはLinuxが動作するので画像処理はImageMagickに丸投げ出来るのがとても良い。

24時間動かすとこんな感じ。
可視光の画像を拾っているので夜になると隠れてしまう。
真面目に雲の動きを追うならば赤外画像を見るべきだが美しさはやはり可視光に分がある。

  

2016/09/06 23:57 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年06月25日

Raspberry Pi(Raspbian jessie)でコンソールブラックアウト抑止

4.3inch LCD
Raspberry Pi (jessie)をコンソールで使用中、しばらく放置していると外部出力が消えスクリーンセーバーが動作したような状態に陥る。
キーボードを接続していれば問題ないのだが、リモートで操作している場合ちょっと困る。
(画面出力のOFF→ONで復帰するがめんどくさい。)

調べると、パワーダウン設定がある。
configでブランクタイムとパワーダウン設定を0に変更してパワーダウンを抑止してみる。

sudo vi /etc/kbd/config
BLANK_TIME=0
POWERDOWN_TIME=0

しかし、だめ。症状変わらず。
wheezy時代はこれでいけたらしいが……。

次にブートオプションを変更してみる。

現在の設定は次のコマンドで確認出来る。
cat /sys/module/kernel/parameters/consoleblank
600が返ってくる。
600秒つまり、10分。これが原因。
cmdline.txtにconsoleblank=0を追加する。

sudo vi /boot/cmdline.txt
dwc_otg.lpm_enable=0 console=serial0,115200 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait quiet consoleblank=0

確認。
cat /sys/module/kernel/parameters/consoleblank
0が返ってくる。

これで解決。

バージョン毎に挙動を変えるの止めてほしいね。

【Raspberry Pi関連記事】
Raspberry Pi Zero v.1.3をフリスクケースに詰める
Raspberry Pi Zero v.1.3のコンポジット出力
ひまわり時計
 
2016/06/25 23:58 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年06月21日

4.3インチ車載液晶を5V化

Raspberry Pi Zero v.1.3 @ jessie

先日のRaspberry Pi Zeroで使用した液晶はAmazonで1280円のノーブランド車載液晶モニターである。
PC Watchで見かけて気になっていた物。

【やじうまミニレビュー】4.3型でコンポジット入力のみだが1,800円の格安液晶 〜こどもパソコン「IchigoJam」との組み合わせに最適? - PC Watch[impress.co.jp]

4.3inch TFT-LCD Monitor
購入。
ボコボコの箱で届く。安いので文句は言えまい。

Specificationは
・TFT LCD Color Monitor
・2Video inputs
・Rear view in priority
・Video system:NTSC/PAL
・Power supply:DC12V±10%
・Operation temperature:-20℃~50℃
とある。

4.3inch TFT-LCD Monitor
内容物。
液晶本体と、電源ケーブル。
遮光用のフードも付いている辺りが車載っぽい。
紙のマニュアルによると、電源電圧は9V〜36V対応とある。
車載使用であれば問題ないが、机周りにそんな電圧来ていない。

4.3inch TFT-LCD Monitor
分解してみる。
ちょっと当たってみたところ、入力をDCDCコンバータで5Vに下げた後、LCD駆動IC用の3.3Vとドライブ用の昇圧電源を生成しているようである。


4.3inch TFT-LCD Monitor
なので電源線(赤色)を外して初段のDCDC出力側に繋ぐ。配線はこんな感じ。
ディスプレイコントローラーICにカエルのマークがあって面白い。

4.3inch TFT-LCD Monitor
繋いだけど、いったん外す。
出力側だけに電圧を加えるとDCDCが壊れるかもしれないのでパターンをカットしておく。
分かりにくいが基板右上のL(インダクタ)のパターンを切っている。
これで安心。

4.3inch TFT-LCD Monitor
起動を確認。
消費電力は5Vで0.18A@輝度50%時。

tvservice -o コマンドで信号出力を切ると0.00Aまで低下する。
パワーマネジメント系はそれなりに考えられている。
カエル印のIC、中々優秀かもしれない。
 
2016/06/21 23:57 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年06月19日

Raspberry Pi Zero v.1.3のコンポジット出力

Raspberry Pi Zero v.1.3

Raspberry Pi Zeroのコンポジット出力を試すの図。

HDMIがあるのにアナログ出力で繋ぐ?
2本だけで映像が出るのは楽であるし、miniHDMI変換コネクタの持ち合わせが無い為である。
なぜRaspberry Pi Zeroは実装面積も小さく流通の多いmicroHDMIにしなかったのだろうか。設計思想を聞いてみたい。

Raspberry Pi Zero v.1.3
Zeroでφ3.5mm4ピンの音声/映像ジャックは廃止されたが、アナログ出力は健在である。
回路図が公開されていないのでよくわからないのだが、TVのシルクがあるピンがコンポジット出力らしい。
TVの右側はGND。ピンを立ててコネクタが刺さるようにする。

Raspberry Pi Zero v.1.3 @ jessie
microSDカードにRASPBIAN JESSIEを書き込んで無事起動確認!よかった。

画面はカメラ撮影のプレビューに用いる予定なので文字がつぶれていても気にしない。

真面目に調整するならば、/boot/config.txt を触る。
framebuffer_width=320, framebuffer_height=240という様に液晶の解像度に合わせて設定すれば文字が大きくなるはずである。
default設定でも繋げば何かしら出力されるというのは安心感がある。
Raspberry Piは本当によく出来ている。

【Raspberry Pi関連記事】
Raspberry Pi Zero v.1.3をフリスクケースに詰める
Raspberry Pi(Raspbian jessie)でコンソールブラックアウト抑止
ひまわり時計
 


2016/06/19 00:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年06月18日

Raspberry Pi Zero v.1.3をフリスクケースに詰める

Raspberry Pi Zero v.1.3
円高なのでRaspberry Pi Zero v.1.3とCamera module v2.1を購入の図。

Raspberry Pi Zeroの基板右側にカメラ用CSIコネクタが付いた。
カメラコネクタは従来の物と互換性が無いのでケーブルも購入する必要がある。
ネジ径を小さくしたら従来の物が乗るだろうに何故変えたのだろうか。基板のサイズを変えている時点でネジ位置の互換性は破棄してもよいのではないかと思うが、設計思想を聞いてみたい。

Raspberry Pi Zero v.1.3
工作界隈においては小型の基板はフリスクケースに収めるという暗黙の了解事項がある。
Raspberry Pi Zeroも上蓋にUSBとminiHDMI用の穴をあければ綺麗に収まる。microSDカードもはみ出さない。

参考)
Raspberry Pi ZeroはFRISKケースに収まるか?[makezine.jp]

Raspberry Pi Zero v.1.3
側面から見るとこんな感じ。
フリスクケースは割れやすいので、Pカッターで切るとよい。

Raspberry Pi Zero v.1.3
コネクタを変えたことに文句を言ったが、無改造で側面から15ピンのカメラ用CSIコネクタ出てくるのは可愛い。
ただし、底蓋は高さを半分くらいに詰めている。

Raspberry Pi Zero v.1.3
頑張ればカメラモジュールもケースに収まるので、フリスクケースサイズカメラが作れると思う。
バッテリーどうしましょうかね。

【Raspberry Pi関連記事】
Raspberry Pi Zero v.1.3のコンポジット出力
Raspberry Pi(Raspbian jessie)でコンソールブラックアウト抑止
ひまわり時計
 

2016/06/18 23:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年06月05日

ツアー・オブ・ジャパン2016 東京ステージでサインを貰う

ツアー・オブ・ジャパン2016東京ステージのスタートを見に行ってきた。

ところで、私はレースのスタート前に選手がサインをするシーンが大好きなのである。
笑顔で手を振ったりする人もいれば緊張気味の人もいたり、選手の様々な様子が窺えるのが非常に楽しい訳である。
もっとたくさんの選手のサインする様子を見たい、なのでそういう物を撮れるカメラを作ってみた。
「私のレンズにサインしてもらえますか」プロジェクトです、どうぞ。

日本ナショナルチームで出場していた中村龍太郎選手。


ニッポ・ヴィーニファンティーニの窪木選手。


愛三工業レーシングチームの平塚選手。


ブリヂストン アンカー サイクリングチームの内間康平選手。
ミーティング後にわざわざ戻ってきてくれてサインして下さった。ありがたい。


宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正GM。


マトリックス・パワータグのアイラン・フェルナンデス選手。


カメラとは何か。
残したい瞬間を切り取るものである。
なのでより良いショットを得る為に新しいカメラだとかレンズを購入する訳である。

一方でカメラ趣味には別ベクトルも存在して、そちらの行き着く先は自作なのだろうなと思った。
どうやら私は自作側にたどり着いてしまったようである。
無いものは作る。サインをしているところを撮りたいからカメラを作る、実にシンプルである。
製作過程は別途工作記事で紹介出来ればと思っている。


【第19回ツアー・オブ・ジャパン関連記事】
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(1)
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(2)
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(3)
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(4)
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(5)
第19回ツアー・オブ・ジャパン公式記者発表(6)
ツアー・オブ・ジャパン2016 伊豆ステージ
ツアー・オブ・ジャパン2016 東京ステージでサインを貰う
ツアー・オブ・ジャパン2016 東京ステージ
ツアー・オブ・ジャパン2017に透明サインボード
ツアー・オブ・ジャパン2017 東京ステージでサインを貰う
 
2016/06/05 23:16 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年05月06日

ソーラーアンクルバンド

Solar LED Safety Ankle Band
夜ランニングに行くと暗くて危険なので、アンクルバンドを使っている。足首に巻く光るバンドである。
既に市販品を使っているのだが、もうちょっと軽量化できるのではないかと思い作ってみたのがこれ。
重量は15.0g。

Solar LED Safety Ankle Band
暗くなると点灯する。
パーツはダイソーの100円ガーデンライトを流用している。
ソーラーパネルと充電池と制御ICとインダクタとスイッチがついてこの値段で利益を出せるという事が恐ろしい。

◆作り方
・基板から配線をのばして赤色LEDを2個取り付ける
・LEDとライトパイプをシュリンクチューブで繋ぐ
 ライトパイプの根元に抜け防止の針金をまいた上でシュリンクチューブをかけると抜け防止になる。

LED SAFETY BAND
今使っているもの。とても明るい。
実測したら38.5g だったので重量を6割削減出来た。

◆使用
Solar LED Safety Ankle Band
足首に巻くより靴に付けた方がよさそうである。
電池が丸見え。防水性は考慮していないので雨の日は使えない点は注意。

Solar LED Safety Ankle Band
暗くなると光る。
前からも後ろからも視認できる。
これで夜道も安心。

【光り物関連記事】
光る靴紐
発光バックパック
バーエンドライトの取り付け
 

2016/05/06 00:00 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年04月30日

KiCAD導入

基板CADを入れてみた。
折角なので、気鋭のKiCAD[kicad-pcb.org]を触る事に。

AVRISP mkII clone
先日のAVR ISP mkII cloneを回路図に起こしてみた。
キーバインドの違いに難儀したが何とか描けた。
それにしても何で各社バラバラなキーバインドなのかねぇと思いながら、ワイヤ配線とズームとフィットはOrCAD互換に変更。

注意点は、ライブラリがクラウドなのでオフラインで使う場合には予めダウンロードが必要となるところ。謎のエラーでしばらくはまってしまった。

AVRISP mkII clone
回路図を描くだけでなく、レイアウトも出来る。
押しのけ配線や等長配線機能があるようなのだが今回は未使用。
ベタグランドのVIAの打ち方がわからず強引にGNDから引き回している。

それにしてもレイアウトを3Dでプレビュー出来るのがすごい。
このままだとコンデンサとヘッダピンの高さがあるのでフリスクケースには入らなさそうという事が見て取れる。

AVRISP mkII clone
DRC(Design Rule Check)も通った。
ガーバーデータもネットリストもBOMも出せる。
確かにこれ1つで基板発注まで完結できる、すごいな。

Slideshareに上がっていた資料が参考になった。
KiCadで雑に基板を作る チュートリアル[slideshare.net]
非常に丁寧な資料でよく理解が出来た。
ありがたい。
 
2016/04/30 00:30 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年04月29日

AVRISP mkII cloneの製作

FRISK AVRISP mkII clone
AtmelのAT90USB162を使用してフリスクケースに内蔵のAVRISP mkII cloneを作った。
お手軽AVRライター(クローン)である。

AVRISP mkII clone
蓋を開けたところ。
高さ制限が厳しいのでヘッダピンの高さは詰めた。裏面は美しくないので見せない。

回路図
AVRISPmkIIClone.png
AVRISPmkIIClone.pdf


回路図はkosalabの物を参考にしている。
AVRISP mkII clone の製作 | Make | kosakalab[kosakalab.com]


変更点は次の通り。
・TPIは省略
・miniではなくmicroUSBに
・手元に100Ωが無かったので適当な抵抗に
・ヘッダピンに電源供給
なお、AT90USB162、変換基板等の部品は秋月電子で購入した。

◆作り方
1.回路図を見ながら手配線でつなぐ。
2.配線が終わったら、ファームウェア[mdiy.pl]を貰ってくる。*注 追記参照
3.基板上のHBWをジャンパでLow(GND)に落として、Atmelの、FLIP[atmel.com]で書き込む。
4.HBWのジャンパを外せばライターの出来上がり。

AT90がQFPでありはんだ付けが難しいと思うのであれば、AT90USB162ボードを買うという手もある。基板サイズがちょっと大きいが確実に動作するので安心感は高い。
AVR-USBマイコンボード AT90USB162 - ネット販売[strawberry-linux.com]

AVRISP mkII clone
ATTiny85に繋いでテストの様子。
USBをだらだらと引き回しているので通信出来るのか不安だったが無事認識して動作した。
素晴らしい。

*追記
手順2.のファームウェアだが、バージョンが古く最新のArduino IDE(1.6.1x)に対応していない。
コンパイル手順とhexファイルを用意したので、そちらを参照して頂ければと思う。
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル

【関連記事】
ATTiny書き込み用8Pin子基板の製作
AVRISP-MKII Clone Programmer Projectのコンパイル
AVRISP mkII cloneを3.3V化
 
2016/04/29 23:53 | カテゴリ: 特殊工作部

2016年04月09日

どら焼きにレーザー刻印

NEJE DK-8 Pro-5
円高傾向なのでレーザー彫刻機 NEJE DK-8 Pro-5 を購入した。
購入の際にfree shippingを選んだら深圳からロンドンに飛んでハンガリー経由で到着した。
こういう面白現象が起きるから海外通販はやめられない。

さて、装置の構造を眺めると安い訳がわかる。
Blu-rayやDVDといった光ディスクドライブを2台組み合わせて作られているのである。
底面にレーザーなしのドライブユニットがありY方向の制御、壁面にレーザーピックアップ付きのドライブユニットがありX方向の制御を行っている。
Z軸は動かない。レーザーのフォーカス調整は手動である。
レーザー出力は500mWとある。

これらのドライブに搭載されたトラッキングモーター及びレーザーをマイコンで制御している。

◆試用

namitest

プリントパターンを描く。
ビットマップ形式で最大 512 x 512 pixel。
レーザーなのでドロー系かと思いきやそうではない。


出力中
段ボールに出力してみる。
レーザーで焼く訳であるから当然煙が出る。焦げ臭いので注意。要換気である。



◆結果
テストプリント
5cm□の範囲に出力された。
白色だと反射するのではないかと懸念していたが大丈夫だった。
精度についてはまずまず。さすがに 1x1 pixelのパターンは潰れているが、3x3 pixelなら大丈夫。

◆応用例
どら焼きにプリントしてみる。

どら焼きにレーザー刻印中
途中経過。
どら焼きの皮が焼けてとても良い匂いがする。
換気は不要である。

出力結果
結果。
千鳥のマークが見事に浮き上がった。大成功である。

レーザーであれば焼印では出来ない印刷並みの出力が可能となる。
問題は時間である。直径20mmの千鳥を描くのに10分強かかっている。
精度を落として高速化を図ることは可能であるので設定を追い込めば時短が可能であるが、数秒で終わる焼印の代替にはならない。
またステージが動くこの機構の場合、対象物をきっちり固定しなければならないので、柔らかく揺れがちな物の加工には向いていない。
 
2016/04/09 01:00 | カテゴリ: 特殊工作部