2018年06月05日

Giro d'Italia 2018 Stage19 Froome vs Dumoulin Time Gap

ジロ・デ・イタリア2018 第19ステージはクリス・フルームの80km単独逃げという信じられない展開となった訳であるが、シークレット・プロ氏が「クリス・フルームは登りより下りで差を広げた」と書いていたのがずっとモヤモヤしていた。
なので、クリス・フルーム(Team Sky)とトム・デュムラン(Team Sunweb)はどこで差が広がったのか可視化してみた。


・検証方法
中継画面左上に出る、残り距離と時間差をメモしてグラフに描画する。


・結果
時間差は次の様になった。(Fig.1)


Giro d'Italia2018 Stage19 Froome - Dumoulin Time Gap
Fig.1 Giro d'Italia2018 Stage19 Froome vs Dumoulin Time Gap



登り下りで区切り(区間1~5)各区間のクリス・フルームとトム・デュムランの時間差を抽出すると次の様になる。

区間 1 2 3 4 5
距離 6.7 11.2 16.4 23.9 21.8
up/down up down up down up
Time Gap 00:38 00:52 01:12 00:19 00:21

登りで稼いだ時間差は02:11
一方下りは 01:11
となった。

・結論
登りでの獲得時間差の方が下りより1分(1.85倍)も多かった。
適当なこと書かないように。

それにしてもトム・デュムランが明確に差を詰めることが出来たのは残り9.6kmから3.9kmの区間のみであり(Fig.1 区間5内 最大3:33差が2:57まで縮まった)、それまではフルーム選手が登り下り構わずに差を広げていた事が分かる。
恐ろしい脚力の差である。


追記
改めてシークレット・プロ氏の記事を見に行ってみれば、Editor’s Noteが追加されていた。
「下りで大半のアドバンテージを得た」という当初の論旨が間違いである旨が記載されている。
論理が破綻した、こんなレポート持ってこられたら再提出物である。印象論で適当なこと書かないように。

【参考】
DAZN[dazn.com]
The Secret Pro: An insider's view on Chris Froome's crazy Giro attack | CyclingTips[cyclingtips.com]
  

2018/06/05 00:37 | カテゴリ: レース解析