2016年04月28日

メカニカルドーピングへの裁定

世界選手権女子シクロクロスでメカニカルドーピングが発覚したフェムケ・ヴァンデンドリーシュ(Femke Van den Driessche・ベルギー)への裁定が出た。
The UCI announces Disciplinary Commission decision in the case of Femke Van den Driessche[uci.ch]

2015年10月からのタイトル剥奪(とりわけU23ヨーロッパンチャンピオンとU23ベルギータイトル)と6年間の出場停止処分。罰金が2万スイスフラン。
6年の停止処分はかなり厳しい。見せしめ的意味合いを強く感じる。

レギュレーションにTechnological fraud、技術的詐欺というカテゴリがあるのだな。
ここでは技術的不正と訳した方が良いかもしれない。
UCIのレギュレーションを確認してみよう。

UCI CYCLING REGULATIONS

Regulations[uci.ch]

12.1.013 bisを参照(Part XII: Discipline and Proceduresを開くとよい)すると、
技術的不正は1.2.010違反であり、制裁内容は次の様に定義されている。

 ライダー:最低6ヶ月の資格停止と20,000〜200,000スイスフランの罰金
 チーム:最低6ヶ月の資格停止と100,000〜1,000,000スイスフランの罰金

これを見ると、ライダーへの罰金は最低額である事がわかる。
さて、6年という資格停止はどこからきたのか?レギュレーションを読むだけだとよくわからない。

薬物ドーピングは単なるレギュレーション違反だからあまりに長い資格停止は如何かと言ってのけた解説の方がおられたが、自転車機材に細工するこの行為こそ単なるレギュレーション違反だろう。
だとすると6年の資格停止はあまりに長すぎると思うのですがどうなのでしょうか。
 
2016/04/28 00:00 | カテゴリ: ロードレース