2016年04月23日

ボルジオン(4)



白戸さんのコメントが非常に冷静で的確。

サプリメントは成分表示に物質名が全て記載されている訳ではない。つまり禁止物質が含まれている可能性が常に存在する。その原則は日本自転車競技連盟公式スポンサーの商品であろうとも変わらない。

リスクをふまえた上で使用するのは自由であるが、JADA非公認サプリメントは服用しないというのがアンチドーピングの基本である。

リオデジャネイロオリンピックケイリン代表の渡辺一成は模範例となる。
スポーツ報知によると、渡辺選手は「基本的に僕は梅丹の製品は使っていない。オフィシャルなサプリメーカーなのに連盟がしっかりチェックしていない事実が甘い」とコメントしている。
元選手が怒りの声、自転車連盟ドーピング問題「禁止物質想像せず」 : スポーツ報知[hochi.co.jp]

同記事より「自然由来の食品を加工したものなので信用していた」とはJCFの弁。
自然に自生するコカの葉から抽出されたコカインは麻薬取締法で規制される物質であり、WADAの禁止薬物(競技会時)である。自然由来だから大丈夫というのはよく耳にするが一体どういう理屈なのだろう?

梅丹本舗が4/11に速報を出した時点でJCFは会見すべきだったのではないかと思う。
報道で指摘されてようやく会見を行ったのでは印象が悪い。

検査初期の段階で梅丹が事実を公開した姿勢は良かった。
今(4/23)、梅丹のWebを見にいくと4/11のプレスリリースへのリンクが消えている。
引っ込めると隠し事をしている様に見えるので消さない方がよい。

身内に厳しいメディアがいればここまで事態は悪化しなかったのではないかとも思う。
スポンサーにおもねってプレスリリース丸写しの記事を出すようなのはメディアではない、ただの広報である。こういうのに囲まれているから他所にすっぱ抜かれて大事になるのである。
 
2016/04/23 23:00 | カテゴリ: ロードレース