2016年04月09日

どら焼きにレーザー刻印

NEJE DK-8 Pro-5
円高傾向なのでレーザー彫刻機 NEJE DK-8 Pro-5 を購入した。
購入の際にfree shippingを選んだら深圳からロンドンに飛んでハンガリー経由で到着した。
こういう面白現象が起きるから海外通販はやめられない。

さて、装置の構造を眺めると安い訳がわかる。
Blu-rayやDVDといった光ディスクドライブを2台組み合わせて作られているのである。
底面にレーザーなしのドライブユニットがありY方向の制御、壁面にレーザーピックアップ付きのドライブユニットがありX方向の制御を行っている。
Z軸は動かない。レーザーのフォーカス調整は手動である。
レーザー出力は500mWとある。

これらのドライブに搭載されたトラッキングモーター及びレーザーをマイコンで制御している。

◆試用

namitest

プリントパターンを描く。
ビットマップ形式で最大 512 x 512 pixel。
レーザーなのでドロー系かと思いきやそうではない。


出力中
段ボールに出力してみる。
レーザーで焼く訳であるから当然煙が出る。焦げ臭いので注意。要換気である。



◆結果
テストプリント
5cm□の範囲に出力された。
白色だと反射するのではないかと懸念していたが大丈夫だった。
精度についてはまずまず。さすがに 1x1 pixelのパターンは潰れているが、3x3 pixelなら大丈夫。

◆応用例
どら焼きにプリントしてみる。

どら焼きにレーザー刻印中
途中経過。
どら焼きの皮が焼けてとても良い匂いがする。
換気は不要である。

出力結果
結果。
千鳥のマークが見事に浮き上がった。大成功である。

レーザーであれば焼印では出来ない印刷並みの出力が可能となる。
問題は時間である。直径20mmの千鳥を描くのに10分強かかっている。
精度を落として高速化を図ることは可能であるので設定を追い込めば時短が可能であるが、数秒で終わる焼印の代替にはならない。
またステージが動くこの機構の場合、対象物をきっちり固定しなければならないので、柔らかく揺れがちな物の加工には向いていない。
 
2016/04/09 01:00 | カテゴリ: 特殊工作部