2015年03月25日

円筒形カメラ

オリンパスのOPC[olympus-imaging.com]という新しいカメラプロジェクトに落選したので、自分でカメラを作った。

これが完成形である。
本家に習って円筒形にした。
DSC-CS1
使用した円筒から、DSC-CS1(Digital Still Camera Chip Star 1)と命名する。

【制作手順】
Raspberry Pi A+
1.Raspberry Pi A+を入手
2620円。
素直にRSコンポーネンツから購入。横浜から届く。

Raspberry Pi A+ Camera
2.カメラモジュール、RTCモジュール、I2C液晶、スイッチを接続
取り付けたらスクリプトを書く。
大いなる先達の方々の知恵を拝借しbashで組んだ。

Raspberry Pi A+ Camera
別角度から。
Raspberry Pi A+はエネループモバイルブースターの上に乗せるとしっくりくる。
今回はこれを生かす事にした。紐で基板をくくり付ける。
カメラのFPCが長いので折らない様に引き回す。

Raspberry Pi A+ Camera
カメラモジュール拡大。
中国から買ったカメラモジュールはM12マウントであった。
図らずもレンズ交換式となった。

Raspberry Pi A+ Camera
3.チップスターの空容器に納める
完成。

プログラマブルなカメラが低コストで出来た。
今更Raspberry Piに手を出したが、カメラを繋いでコマンド1個で何かしら絵が撮れてしまうという簡単さに震えた。1画素ずつチマチマ読み出してRGGBをJpegに変換、保存はどうしよう…などという面倒な手間がここには存在しないのである。

ちなみに、このふざけた見た目にもかかわらず、Full HDで撮影可能である。
作例



なお、このカメラは適当なスクリプトなのでバッテリーが減ろうがメモリが不足しようがノーケアである。
バッテリが減れば不正終了するし、メモリが不足するとライトエラーとなるだろう。

Raspberry Piならばシステムを飛ばしても焼き直せばよいが民生用の製品となるとそうもいかない。
最低限保障すべき範囲はどこまでで、どこから触れるようにするか、このあたりの切り分けが製品としてオープンプラットフォームを成立させる難しさなのだろう。
商品設計の困難さを少し垣間見た気がする。
 
2015/03/25 05:45 | カテゴリ: 特殊工作部