2008年10月09日

シューマッハは昨年の時点でTTスペシャリストを凌駕していた

ツールのTTを2つ共制し急に目立ってしまったシューマッハだが、TTにおける彼の成績は今年急激に伸びたのだろうか。
確認してみよう。

うちでは昨年から Pro TourのTTについて偏差値を出している。これを用いて昨年のシューマッハの成績を確認してみたい。

という事で、2007年 ProTourにおけるTTの偏差値を、山岳、平坦、プロローグごった煮でプロットしてみた。レース名で判別出来る人は、あぁここ山岳だよねとかニヤニヤして頂きたい。

2007ProTourTT_SCHUvsMILLAR.png

そして、ここに2008年のツール・ド・フランスの成績を追加。

2007-2008ProTourTT_SCHUvsMILLAR.png

比較するものが無いと分かりづらいので指標としてミラーをいっしょにプロットしている。ミラーごめん。

これによるとシューマッハはプロローグハンターであるところのミラーを上回る場面が多々ある事が見て取れる。
そして2007年の時点で最高偏差値72程度、本年のツールにおけるTTの偏差値が74〜75であるから増分はわずか+2〜3程度。これでは有意な差があるとは言い難い。
今年になってTTの成績急上昇という訳ではないのである。

☆まとめ
予想できる事は2つ

  • 2008ツールに備え薬を摂取したがあまり効果は無かった
  • 実は昨年からドーピングを行っていた

あ、2つめは嫌だな。

勝利を勝ち取るには偏差値で70以上というのが必須要件であり、シューマッハは2007年の時点で何度かそれをクリアしていた。
いずれもステージ勝利に結びつかず残念だったがそのうち勝つ日が来るだろう、彼は隠れTTスペシャリストだ、そう思っていたのだがこれが薬の力だったとすると悲しい。
何してんだよーばかー。

まぁあれだ、直近1年の結果だけを見てあいつが薬やっているやっていないという判断は下せないと言う事がよく分かった。
市井の傍観者たる我々にもたらされるレースの結果だけでは何とも判別できないという限界が露呈した。
あ、違う違うドーピング見抜くためにデータ収集やってる訳じゃないし。

真面目な話、仮に数年分のデータを揃えたとしてもだ、それが練習の成果か薬物の効果かという切り分けは多分出来ない。
例えば数週間真面目に風洞に籠れば誰でも劇的な成績向上が望めるはず、それは薬をやっていなくてもだ。
問題は年間たかだか6〜10レースの為にストイックに籠れるかという事。スペシャリストかそれに準ずる人はそれをやっている訳だが。

さて。
どうでもいいけどだ、ドーピングポジティブという結果が出てから、やっぱあいつは怪しかったとか言う談話が出てくることが悲しい。
それってチーム内の不和を意味するよね、あんたらメンバーはヒソヒソ陰口たたいてたのかよ、感じ悪いなぁ。
同じチームなんでしょ腹割って話しなさいよー。
2008/10/09 23:24 | カテゴリ: レース解析 | コメント(0) | TrackBack(0)
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